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nvmでNode.jsのバージョンを切り替える

このページでは、システムにインストールされている異なるNode.jsのバージョン間を切り替えるためにnvm useコマンドを使用する方法について説明します。

nvm useコマンド

nvm useコマンドは、特定のNode.jsバージョンを使用するためにPATH環境変数を変更します。nvmを通じて複数のNode.jsバージョンをインストールしている場合、このコマンドを使用してそれらを切り替えることができます。

構文

bash
nvm use [<version>]

オプション

  • <version>: 使用したいNode.jsのバージョン。完全なバージョン番号、部分的なバージョン番号、またはエイリアスを指定できます。
  • --lts: 利用可能な最新のLTS(長期サポート)バージョンを使用します。
  • --silent: 出力メッセージを抑制します。
  • --save: バージョンを.nvmrcファイルに書き込みます。

使用例

特定のバージョンを使用する

bash
nvm use 14.17.0

結果:

Now using node v14.17.0 (npm v6.14.13)

部分的なバージョンを使用する

bash
nvm use 14

このコマンドは、システムにインストールされている最新の14.x.xバージョンを使用します。

最新バージョンを使用する

bash
nvm use node

このコマンドは、システムにインストールされている最新のNode.jsバージョンを使用します。

最新のLTSバージョンを使用する

bash
nvm use --lts

このコマンドは、システムにインストールされている最新のLTS Node.jsバージョンを使用します。

.nvmrcでの使用

プロジェクトディレクトリに.nvmrcファイルがある場合、単に次のコマンドを実行できます:

bash
nvm use

バージョンを指定せずに実行すると、nvmは自動的に.nvmrcファイルで指定されたバージョンを使用します。

.nvmrcファイルの例

.nvmrcファイルには、そのプロジェクトで使用したいNode.jsのバージョン番号が単純に含まれています:

14.17.0

アクティブなバージョンを確認する

現在アクティブなNode.jsのバージョンを確認するには、次のコマンドを使用します:

bash
nvm current

または

bash
node -v

トラブルシューティング

N/A: version "x.x.x" is not yet installedのようなエラーが発生した場合、リクエストされたバージョンがインストールされていないことを意味します。次のコマンドでインストールできます:

bash
nvm install x.x.x

その後、再度nvm use x.x.xを試してください。

重要な注意事項

  • Windowsでは、一部の操作を行うために管理者権限でターミナルでnvmを実行する必要がある場合があります。
  • nvm-windowsを使用している場合、コマンドはLinux/macOS用のnvmとは若干異なる場合があります。
  • Node.jsのバージョンを永続的に使用するには、nvm alias default <version>でデフォルトエイリアスを設定できます。

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